米空母「ロナルド・レーガン」が韓国へ

韓国政府筋が、今月末までに韓国の釜山港へアメリカの空母ロナルド・レーガンが入港する予定だと発表しました。

朝鮮半島で行われる米韓の共同演習へのロナルド・レーガンの参加は、北朝鮮が6回目の核実験行った後の2017年に始まりました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、ロナルド・レーガンは韓国領海に1週間留まり、米韓共同演習に参加することになっています。

ロナルド・レーガンはサッカー場3つ分の総面積を持ち、約80機の戦闘機およびヘリコプターが収容可能です。また、この原子力艦に乗り込むアメリカ兵の数は5000人になるとされています。

韓国の人々は、自国に多くの問題を引き起こしている米軍の国内駐留に抗議してデモを実施し、彼らの撤収を要求しています。韓国とアメリカが行う合同演習の一部は、韓国市民の抗議によって中止されました。

この一方、北朝鮮は、「米国の脅迫と敵意は危険な段階に達している」と表明し、米韓共同演習、地域における戦略兵器配備、国連の制裁に加えての独立した制裁実施に言及したうえで、アメリカとの長期的対峙にさらに備える必要があるとしています。

北朝鮮は、朝鮮半島における米軍の駐留や演習実施が地域の緊張増大につながっていると見なし、地域からのアメリカの撤退およびその演習の中止をを常に求めています。

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