米が「ズムウォルト」級ミサイル駆逐艦を東アジアに派遣
(last modified Wed, 28 Sep 2022 08:31:33 GMT )
9月 28, 2022 17:31 Asia/Tokyo
  • 「ズムウォルト」級ミサイル駆逐艦
    「ズムウォルト」級ミサイル駆逐艦

米海軍が、「ズムウォルト」級ミサイル駆逐艦を東アジアに配備しました。

CNNによりますと、ズムウォルトの配備は、東アジア地域での米軍の極超音速ミサイルの配備の準備とされています。

ズムウォルトは、米国が「潜在的な敵にとって新たなレベルの戦闘空間の複雑さ」を生み出すと考えている3つの誘導ミサイル駆逐艦の一つとされ、CNNは、太平洋における潜在的な敵の一つは中国であり、「ズムウォルトは確実に北京の注目を集める」と報じています。

これより前、中国の習近平国家主席は、世界のどの国にも台湾問題を判断する権利はなく、中国は外国の干渉を容認しないと表明していました。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も、習近平国家主席との会談で、台湾周辺での米国の挑発を非難しています。

中国は、台湾を自らの不可分の領土とみなしており、各国に「1つの中国」の原則の尊重を促すとともに、台湾の分離独立支持と見られる動きに神経を尖らせています。

特に、ぺロシ米下院議長の台湾訪問後には、これに対する反応として中国は台湾近辺での軍事演習を実施しました。

ロイター通信は去る8月28日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問をめぐり米中の緊張が高まって以来、2隻の米海軍艦船「チャンセラーズビル」と「アンティータム」が台湾海峡を通過したと報じました。

また、米国の空母「ロナルド・レーガン」が韓国に入港したことも報じられています。

 


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