米が中国共産党大会に留意、「開かれた対話維持が重要」

アメリカが、中国共産党大会の閉幕に留意すると表明し、開かれた対話チャンネルを維持することが重要だと強調しました。

ロイター通信が24日月曜、報じたところによりますと、アメリカは中国との競争を「責任を持って管理」することを重視し、相互利益の分野では協力を望む立場も改めて示しています。

ネッド・プライス米国務省報道官は定例会見で、「第２０回党大会の閉幕に留意し、気候変動やグローバルヘルス、麻薬対策、不拡散など利益が一致する分野で中国の協力を歓迎する」とした上で、米中は「われわれが持つおそらく最も重要な２国間関係だ」と述べました。

また、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、「首脳レベルを含め、対話のラインを開かれた状態に保つ努力を継続する」とし「対話を続けることが重要であり、今後もそうしていく」と語りました。

米中関係は特に最近、台湾問題をめぐり緊迫化しており、この現状を踏まえて両国がどのように歩み寄っていくかが注目されます。

中国共産党の第２０期中央委員会第１回総会（１中総会）は２３日、北京で開かれ、習近平氏の３期目指導部が発足しています。

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