原油価格横ばい、中国の新型コロナ感染拡大や供給不安で
11月 16, 2022 14:24 Asia/Tokyo
中国で新型コロナウイルスの感染拡大の継続や、地政学的な緊迫化を背景とした供給不安により、原油の先物価格は横ばいとなっています。
ロイター通信によりますと、アジア時間の原油先物はほぼ変わっていません。
中国で新型コロナウイルスの感染が引き続き拡大しており、同国の需要減少に対する懸念が浮上している一方、地政学的な緊張のエスカレートや供給減少も懸念されています。
日本時間午前10時48分現在、北海ブレント先物は0.06ドル(0.1%)安の1バレル=93.80ドル。米原油先物は0.04ドル(0.1%)安の86.88ドルとなっています。
なお、米国時間の原油先物は、ロシア産原油をウクライナ経由で中欧諸国に運ぶ「ドルジバ・パイプライン」のハンガリー向け供給が、圧力低下のため一時的に停止したとの報道を受け上昇しました。