韓国軍;「北朝鮮が東西海上に130発砲撃、南北合意に違反」
12月 05, 2022 20:17 Asia/Tokyo
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北朝鮮が東西の海上への砲弾射撃を実施
韓国軍合同参謀本部が、「北朝鮮が東西の海上への砲弾射撃を実施した。これは南北合意への違反だ」としました。
韓国ヨンハプ通信によりますと、同国合同参謀本部は5日月曜、「北朝鮮が本日午後3時頃、南東部の江原道金剛郡付近と南西部の黄海南道長山串付近からそれぞれ東西の海上に130発余りの砲弾射撃を実施した」としています。
今回の八方による着弾地点は、2018年9月の南北軍事合意によって設定された海上の緩衝区域で、韓国軍は南北軍事合意違反だとして数回にわたり即時中止を求める警告通信を行いました。
韓国合同参謀本部はまた「海上緩衝区域内への砲撃は明らかな南北合意違反」とし、米国と緊密に連携しながら動向を追跡・監視するとともに、万一の事態に備え対応態勢を強化していると説明しました。
なお、北朝鮮は先月2日には江原道高城郡から日本海の緩衝区域に約100発の砲撃を行いました。
北朝鮮は、特にアメリカが地域への駐留や、日本および韓国などの地域同盟国との合同演習を、地域の情勢不安の元凶とみなしています。
また同国は、アメリカとその同盟国がこうした敵対行為をやめない限り、自らの核・ミサイル計画を続行する、と主張しています。
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