中国国家主席、「パレスチナ独立国家の樹立を支持」
(last modified Sat, 10 Dec 2022 14:40:00 GMT )
12月 10, 2022 23:40 Asia/Tokyo

中国の習近平国家主席が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とするパレスチナの独立国家樹立を支持しました。

アラブ諸国の首脳は9日金曜、サウジアラビアのリヤドで習近平国家主席と共同会談を行いました。

カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、アラブ諸国と中国はこの会談における最終声明で、パレスチナ国民の理想に軸を据えることを強調しながら、「この問題には公正な解決の道を見つける必要がある」としました。

声明はさらに、パレスチナ領土や他の占領したアラブ諸国領土においてシオニスト政権イスラエルが行っている入植地建設を、法的に許されないとしました。

(声明発表の席で)習国家主席は、「パレスチナ問題は、西アジアの平和と安定にとって重要であり、人類の道徳的良心が試される試金石となる」と指摘しました。

続けて、パレスチナ問題については(1947年の国連総会決議で示された)イスラエルとパレスチナが2つの独立した領土を形成するという解決策に従うべきであるとして、「我々は、1967年当時の国境線による、聖地を首都とするパレスチナ国家の樹立を支持する」としました。

 


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