韓国、「連合防衛体制をさらに強固に」
12月 18, 2022 21:43 Asia/Tokyo
-
韓国、「連合防衛体制をさらに強固に」
韓国軍合同参謀本部は18日日曜、北朝鮮が朝鮮半島東の日本海上にMRBM準中距離弾道ミサイルを発射したと発表したことをうけ、アメリカと会議を開いて状況を共有し、連合防衛体制を一層強固にすることを確認したと発表しました。
朝鮮半島では、アメリカの動向や軍事駐留強化によって、地域の緊張が高まっています。これに対して北朝鮮は、厳しい軍事的対応を取ると繰り返し警告しています。
NHKによりますと、18日の北朝鮮による弾道ミサイル発射については、日本の井野防衛副大臣も記者団に対し、北朝鮮が発射した2発の弾道ミサイルが、日本のEEZ排他的経済水域の外側に落下したとみられると語っています。
また、韓国のヨンハプ通信によれば北朝鮮は、今回の実験の直前の15日にも、東倉里の西海衛星発射場で高出力の固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行ったとされており、専門家らは、その成果が同国の弾道ミサイル発射の速度や性能の向上において大いに活かされると見ています。
この一方、日本政府は16日金曜に今後5年間で防衛費を現行計画から1.6倍の43兆円に拡大すると閣議決定しており、中国からの強い反発を引き起こしています。
タグ