1月 09, 2023 19:47 Asia/Tokyo

中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大している中、過去1ヶ月間に著名な科学者や技術者らが相次いで死亡しました。

香港で発行されている日刊英字新聞 サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国工程院の発表として、中国政府が昨年12月7日にコロナ関連規制を緩和した後の同月15日から今月4日までで、同アカデミーの著名な科学者や技術者20人が死亡したことを報じました。

中国工程院は、同国で最も権威のある研究機関の1つであり、その900人以上のメンバーは、高速鉄道網や天宮号宇宙ステーションなどの中国のほぼすべての主要プロジェクトの着想、設計、建設に参加しています。

中国政府は、国内で新型コロナウイルス感染が急速に拡大したため、その蔓延を抑えるためにこの数ヶ月間、厳格な規則・制限を課していましたものの、一部地域での社会的抗議を受けて、昨年12月初旬にこれらの規制を緩和していました。

さらに中国政府は、3年間にわたる外国人旅行者への厳しい入国規制の末、コロナ関連の入国規制を先日撤廃しました。

撤廃された規制では、国籍が中国かそれ以外の国かに関係なく、中国に入国する人全員が、コロナ陰性証明書の提示および、中国入国直後の政府指定のホテルでの数日間にわたる完全隔離を義務付けられていました。

 


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