中国が、NATO事務総長の東アジア訪問に反応
1月 31, 2023 20:47 Asia/Tokyo
中国外務省の毛寧(Mao Ning)報道官は、NATO北大西洋条約機構の表明に反論し、「中国は、世界の他国にとって問題となる存在ではない」としました。

イルナー通信によりますと、毛寧報道官は31日火曜、中国に関するストルテンベルグNATO事務総長の発言を否定し、「わが国は、他国にとっての問題的存在ではなく、常に地域や世界の平和や安定強化のために、他国との関係協力を向上させようとしている」と語りました。
また、「NATOは同盟国の防衛という事実無根の口実をもって、古来の地域から、新たな領域へと進出拡大しているが、一方の中国はすべてのパートナー国と共に、地域や世界の治安や安定の強化を計画している」と述べました。
さらに、NATOは冷戦や対峙という考え方をやめるべきだとし、「地域諸国はアジア太平洋での協力ルートにおける自らの責務を順守すべきである」としました。
ストルテンベルグNATO事務総長は、今月29日から2月1日までの予定で、韓国と日本を訪問しています。
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