4月 13, 2023 17:20 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮が新型弾道ミサイル試射
    北朝鮮が新型弾道ミサイル試射

北朝鮮が13日木曜、中距離級以上の新型弾道ミサイルを朝鮮半島東の日本海(韓国側名称;東海)に向けて発射しました。

韓国ヨンハプ通信が、韓国軍合同参謀本部の発表として報じたところによりますと、北朝鮮は現地時間の同日午前7時23分ごろ、平壌付近から日本海上に中距離級以上の弾道ミサイル1発を発射しました。
この日は北朝鮮で故キム・イルソン主席の生誕記念日「太陽節」(4月15日)を2日後に控え、かつキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記が国防委員会第1委員長に就任してから11年にあたる日でもあります。
韓国軍は固体燃料を使うICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験だった可能性に注目すると同時に、北朝鮮が今月までに準備を終えるとしていた偵察衛星に関する実験だった可能性も念頭に置いています。

 

北朝鮮が新型弾道ミサイル試射

 

仮に、北朝鮮が固体燃料式の弾道ミサイルを試射したとすれば、今回が初めてとなります。
北朝鮮による弾道ミサイル発射は、先月27日のSRBM短距離弾道ミサイル発射以来17日ぶりで、今年に入ってからは9回目です。
北朝鮮は、昨年12月18日のMRBM準中距離弾道ミサイルの発射後、ミサイルは「衛星試験品」だったと主張し、「2023年4月までに軍事偵察衛星1号機の準備を終える」と表明していました。

北朝鮮は、特にアメリカとその同盟国による地域での合同軍事演習を、地域の平和と安定を脅かす元凶だとみなしており、アメリカが敵対政策を止めるまでは、自らの核・ミサイル計画を放棄しないと主張しています。

 


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