Pars Today

国連のマーティン・グリフィス人道問題担当事務次長兼緊急援助調整官が、アフガニスタンで1600万人の人々が人道支援を必要としていることを明らかにしました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、グリフィス事務次長はイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と会談した後、テヘランで記者団に対し、「現在までのところ、世界各国はアフガン支援のために46億ドルの捻出を約束したが、これまでに同国に提供された資金援助は、各国が約束した金額よりもはるかに少ないものだった」と述べました。

また、アフガンのタリバン現政権に対し、同国の女性の就労や教育に対する自らの責務を履行するよう求めました。

さらに、「アフガンの人々も自国に対する自らの責任を果たし、自立して国外に頼る必要のない状態になるべきだ」としました。

そして、イラン外相との会談のもう一つの議題として、イエメンへの人道支援送付の必要性を挙げ、「イエメンの成人や未成年の子供たちのためにできる最も重要なことは、同国での和平の確立である」と語りました。

テヘランを訪問したグリフィス氏は、アミールアブドッラーヒヤーン外相および、ハージー外相政務特別担当上級補佐官と会談し、様々な地域･国際問題に関して意見交換を行いました。

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