中国が、米のミサイル防衛システムに対抗する新たな技術を開発

中国軍の研究者らが、極超音速ミサイル追跡システムを粉砕するための新しい技術を開発しました。

香港の英字新聞サウスチャイナモーニングポストによりますと、中国人民解放軍戦略支部隊大学の中国人エンジニアは、ミサイル防衛システムによる探知の回避を目的とした極超音速ミサイルの軌道を分析するアルゴリズムを開発しました。

この技術者はまた、「このアルゴリズムは、極超音速兵器の軌道を分析でき、米国で開発中の高度システムを含むミサイル防衛システムをかいくぐることを助けるものである」とコメントしています。

マッハ 8、つまり音速の8倍の超音速攻撃のコンピューター シミュレーションに基づく 張雪松Zhang Xuesong氏 の技術により、中国の極超音速兵器は米国や他の敵対システムによる探知をかいくぐることになります。

なお、米国が、中国とロシアの極超音速ミサイルに対する防衛能力の開発を優先課題に掲げていることは注目に値します。

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