中国の今年第1四半期の自動車生産台数が日本を上回る
6月 11, 2023 18:55 Asia/Tokyo
中国は、電気自動車(EV)市場において、世界をけん引しつつあります。
中国は今年に入ってから2回、自動車業界に衝撃を与えました。最初は4月の上海モーターショーで、品質、機能、価格ちおいて優れたEV車を発表し、西側メーカーを驚かせました。
そして、今回、中国が今年第1四半期の自動車輸出台数において世界一に躍り出たと報じられました。
中国は現在、欧米や日本、韓国などのメーカーが君臨するEV市場で奮闘しています。
中国がEV車製造に力を入れる目的は、各国が気候変動を恒常的な脅威とみなし、化石燃料の使用を控える必要があるとしていることから、物流分野においてEV車に有利に働くと予測しているからです。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国政府は2009年から、タクシーやバスなどの公共部門の自動車のEV化を目標に定め、EV車の購入客やバッテリーメーカーに潤沢な補助金を支給してきました。
当時、市場を支配していた海外メーカーも、バッテリーにおいては中国製を使用し、このことが中国に日本や韓国に対する優位をもたらしました。
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