北朝鮮が、米と対立する諸国との団結を強調

北朝鮮の朝鮮労働党が総会において、自国の抑止力拡大およびアメリカの世界覇権戦略に反対する諸国との連帯を強調しました。

北朝鮮の重要政策を決める朝鮮労働党中央委員会総会は、16日金曜から18日日曜にかけて開かれました。

イルナー通信によりますと、同総会では、アメリカを地域・世界で起きている緊張の原因だとして、同国の帝国主義政策に反対する諸国と団結していくことを明言しました。

アメリカは東アジア地域において、韓国と対北朝鮮協定を結ぶ、日韓と頻繁に共同軍事演習を行うなどの、挑発的な行動を続けています。そのため北朝鮮は、これらの挑発に対抗して自国軍を強化させるという決定を下しています。

この報道はさらに、朝鮮労働党が同総会で先月31日の軍事衛星打ち上げに失敗したことを認めながら、原因と教訓を分析した上で早期に再び打ち上げる方針を、関係者に対し改めて示したと伝えました。

この軍事衛星は、打ち上げロケット「千里馬（チョルリマ）1型」の2段目エンジンが技術的問題を起こし推進力を失ったことで、発射に失敗していました。

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