ウズベキスタン大統領選、現職ミルジヨエフ氏が勝利
7月 10, 2023 20:02 Asia/Tokyo
ウズベキスタンの大統領選中央本部が、与党候補で現職のミルジヨエフ大統領が当選したと発表しました。
ウズベキスタンでは9日日曜、前倒しの大統領選挙が実施されました。選挙には、ミルジヨエフ現大統領を含めた4人が立候補していました。
ファールス通信によりますと、大統領選中央本部のホジャエフ代表は10日月曜、ミルジヨエフ現大統領が87.5%の得票率で選挙に勝利したと発表しました。
同氏は、国内外の記者団に対し大統領選挙の暫定結果を発表し、ミルジヤエフ現大統領の獲得票数が1362万5055票だったと明らかにしました。
また、今回の投票に参加する資格のあった有権者数は1959万3838人だったとしました。
他の候補者の得票率は、ウズベキスタン環境党のアブドゥルシュクル・ハムザエフ氏が3.74%(58万5711票)、公正社会民主党のロバホン・マフムドヴァ氏が4.43%(69万3634票)、ウズベキスタン人民民主党のウルグベク・イノヤトフ氏が4.2%(62万5116票)という結果となりました。
今回のウズベキスタン大統領選挙の投票率は79.88%となり、1565万1405人の有権者が参加しました。
ミルジヨエフ大統領は今年5月、現任期が満了する2026年から前倒しし、7月に大統領選挙を行うとした大統領令に署名しました。
同大統領はこの決定について、改正憲法や世界の緊張の高まりを受けて新たな政治的、社会経済的変革が緊急の課題とされる中、新しい国家体制下で国民の信任を大統領が新たに得ることが望ましいためだと説明していました。
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