日米韓が北朝鮮のミサイル発射で非難声明、北朝鮮側は反論
(last modified Sat, 15 Jul 2023 10:29:34 GMT )
7月 15, 2023 19:29 Asia/Tokyo
  • 日米韓の首脳
    日米韓の首脳

日米韓が共同声明で北朝鮮のミサイル実験を非難したのに対し、北朝鮮の金正恩総書記の妹・与正氏は、同国の核政策について米国に警告しました。

北朝鮮は12日、金正恩総書記の立ち会いのもと、弾道ミサイル「火星18」を打ち上げました。金総書記はこれに際し、「米国が北朝鮮への敵視政策をやめない限り、攻撃的措置を続ける」と警告しました。

これに対し、日米韓の各外相は共同声明で、今回の北朝鮮のミサイル発射を非難し、北朝鮮に対し、「緊張を高める違法行為をやめ、交渉の席に戻る」ことを求めました。

一方、金与正氏も声明の中で、アメリカに対し敵対政策をやめるよう求め、そうでない場合は、核・ミサイル開発を拡大せざるを得ないとしました。

そして、12日の弾道ミサイル発射について、「様々な主張とは反対に、朝鮮半島やアジア太平洋地域を核戦争から守るための措置」と擁護しました。

また、北朝鮮の金星国連大使も13日、アメリカによる朝鮮半島での挑発行為を非難し、同国が韓国に核兵器を配備しようとしていると述べたほか、先月に米国の原子力潜水艦がおよそ40年ぶりに韓国に派遣されたことなどを挙げ、米国のかつてない挑発行為により朝鮮半島情勢が緊迫化に向かっているとしました。

 


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