米が、北朝鮮の7度目のミサイル実験の可能性を懸念

米国のジェイク・サリバン大統領補佐官は、「バイデン米現政権は、北朝鮮が新たなミサイル実験を行うのではないかと引き続き懸念している」と発表しました。

今年6月、サリバン米大統領補佐官が東京で日本や韓国の政府高官と会談したと同時に、北朝鮮は同国東部沿岸から長距離ミサイル2発を発射しました。

北朝鮮国防省の報道官はその際、「米韓による合同軍事演習は、地域での軍事的緊張を激化させているが、わが国の軍隊は敵の挑発行為に対抗する」と表明しました。

ロイター通信によりますと、サリバン補佐官は「わが国はしばらく前から、北朝鮮の7度目のミサイル実験を憂慮している」とし、「現時点で北朝鮮がただちに核実験を行う兆候は見られないが、その能力に注目すると、新たな大陸間弾道ミサイルを発射しても驚くに値しない」としました。

韓国海軍は16日日曜、同国海軍がアメリカ海軍および日本の海上自衛隊とともに、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対応するため日本海（韓国側呼称；東海）で共同訓練を行ったと発表しました。

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