アフガン外務省「わが国の諸問題の責任は米国にあり」
(last modified Thu, 27 Jul 2023 12:05:38 GMT )
7月 27, 2023 21:05 Asia/Tokyo
  • アフガニスタンの人道問題
    アフガニスタンの人道問題

アフガニスタン外務省が、「わが国の人道問題の要因はアメリカである」としました。

IRIB通信によりますと、アフガン外務省は声明の中で、同国民の間での人道支援物資の配給に現支配勢力・タリバン政権が介入しているとするアメリカ国際開発庁(USAID)の最近の報告に反応し、「この主張は不当であり、アフガンの現実に反するものだ」と発表しました。

同省はまた、USAIDの報告書の中で、国際救援団体の活動を疑問視するために、一連の疑惑が提起されており、現在のアフガンの人道問題の責任者であるアメリカがその国際的取り決めの履行を回避し、自らの行動を正当化しようとしている」と発表しています。

さらに、「タリバン政権は、人道支援物資の配給の円滑化のため、国際機関と協力している」とし、「現在、一部西側諸国は、人道支援問題をタリバン政権への圧力行使の手段として使用しているが、この行動は人道に反するものだ」と表明しています。

USAIDは最新報告の中で、タリバンは国際支援物資をひとつの収入源と見なしている、と主張しています。

 


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