8月 13, 2023 16:37 Asia/Tokyo

アメリカは、アジア太平洋で共同軍事演習を実施することで、同地域の緊張増大の素地を作っています。

アメリカとその同盟国であるインド、日本、オーストラリアの4カ国は、軍隊間の相互運用能力を高めるために、合同海上軍事演習「マラバール」を開始しましたが、この演習について軍事専門家らは、「対中国連合による豪州・シドニー湾での海上戦に焦点が当てられており、地域の緊張を再び高める原因になるだろう」と述べています。

IRIB通信がマレーシア・クアラルンプールから伝えたところによりますと、アメリカは他の3カ国とともに「マラバール」を実施し、中国、ロシア、北朝鮮の反応を煽ることでアジア太平洋地域で緊迫が高まる状況を作りました。

この報道によれば、中国政府はこの演習に素早く反応し、ロシアとともにマラバール演習に合わせて共同演習を行うため、アラスカのアメリカ領海付近に11隻の戦艦を派遣したということです。

アメリカ政府はまた、韓国と10日以内に共同軍事演習を実施すると発表して、北朝鮮から激しい反発を受けています。

北朝鮮は先日、同国の朝鮮人民軍総参謀長を交代させたほか、武器や高性能ロケットエンジンの生産を増加させ、見込まれる戦争に向けて準備をさらに整えようと、演習・訓練を拡大させています。

 


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