香港暴動
駐香港中国軍司令官、「香港の国家安全法案を支持する軍事面での用意あり」
May 26, 2020 22:18 Asia/Tokyo
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駐香港中国軍司令官、「香港の国家安全法案を支持する軍事面での用意あり」
香港駐留の中国軍司令官が、香港国家安全法案支持に向けた、軍事面での完全な用意があることを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、同司令官は26日火曜、中国国営テレビのインタビューで、「中国軍は、香港での安全や平穏を確保する能力がある」と述べています。
これに先立ち、中国外務省報道官は警告を発し、「アメリカは香港の内政問題や安全法案に関して干渉する権利はない」としていました。
香港のキャリー・ラム行政長官は最近、「香港は、このたびの安全保障案の施行に当たって、中国政府と協力する用意がある」と表明しています。
この法案は、容疑者の中国本土引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案をめぐり、香港で昨年発生した一連の騒乱の後に開始されました。
こうした中、アメリカは2019年に国内議会が可決した「人権・民主条約」に基づき、人権侵害の事例を探し出して、中国政府の責任者に対する制裁を行使しようとしています。
香港は、1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。

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