中国自動車メーカーが、記録的量のマスクを生産
May 31, 2020 16:17 Asia/Tokyo
世界初の量産型プラグインハイブリッドカーを生産したことで有名な中国の比亜迪自動車(BYD Auto)が、今年5月末までに10億枚以上のマスクを生産しました。
IRIB通信が中国・北京から伝えたところによりますと、比亜迪自動車は新型コロナウイルス対策において重要な役割をつとめ、日本、ロシア、ハンガリー、ニュージーランドなどの世界の50以上の国々にマスクを輸出しています。
同社は、マスク生産を開始した当初の数か月間、それらを国内需要を満たすために割り当てていましたが、その生産能力はわずか2ヶ月で1日あたり500万枚から5000万枚まで増加しました。
同社では、生産ラインの変更が決定された後、必要な機器の設計は3日、機械の据付は7日で終えられ、10日後には最初のマスクが生産されています。
自動車の組み立て工程には静電気がなく、また空気中に塵や埃のない清浄な環境が必要とされることから、自動車生産ラインは非常に単純でごくわずかな変更を加えるだけで、マスク生産ラインへと様変わりしました。
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