韓国市民が、米での人種主義反対運動を支持(動画)
(last modified Sun, 07 Jun 2020 07:32:50 GMT )
6月 07, 2020 16:32 Asia/Tokyo

韓国・ソウル市内中心部で7日日曜、活動家の集団が2回目のデモを開催し、アメリカ・ミネアポリスでの黒人男性ジョージ・フロイトさん殺人事件以後高まっている人種主義反対運動への支持を表明しました。

韓国・ヨンハプ通信によりますと、ソウル最大の繁華街ミョンドンで開催された今回の抗議行進には、およそ100人が参加しています。

これらの人々は黒い服を着用して抗議行進を行い、中には「黒人の命は大事だ」と書かれたプラカードを掲げている人もいました。

この抗議行進は、米ミネソタ州ミネアポリスにて白人警官によりジョージ・フロイトさんが惨殺されたことを受け、全米で開催中の人種差別抗議運動「Black Lives Matter」(黒人の命は大事だ」への支持表明のために実施されています。

なお、韓国でのこの抗議行動を企画したシム・ジフン氏(33)は、「アメリカでの人種差別は、韓国国外だけのものではない」と語りました。

また、「問題なのは、我々が人種差別に対抗して連合を結成すべきだということだ。それは、我々自身が複数の人種が混住している国に住んでいるからだ」と述べています。

7日日曜の抗議デモは、差別撤廃運動を支持する韓国の市民社会活動家による最新の動きとされています。

これ以前にも、韓国ではポップス音楽のミュージシャンらがこの運動を支持し、人種主義を非難するとともに、アフリカ系アメリカ人の文化に敬意を表し、同文化を現代ポップス音楽を鼓舞するための重要な源だとしました。

先月25日、ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイトさん(46)が、白人警官に膝で首を押さえつけられ、「膝をどけてくれ、息ができない」と叫びながら死亡した事件により、アメリカはもとより世界で人種主義や不平等に対する大きな抗議が拡大しています。

 
 
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