9月 30, 2020 17:21 Asia/Tokyo

ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアの攻撃により、アゼルバイジャン側で、兵士や民間人から多くの犠牲者が出ていることが明らかになりました。

アゼルバイジャン政府は声明を発表し、「アルメニアの軍事攻撃によりわが国の民間人に12人の死者、35人の負傷者がでている」と表明しました。

アゼルバイジャン国防省は、「アゼルバイジャン軍は、アルメニアがナゴルノ・カラバフに配備した同国首都エレバン領空も防衛する長距離地対空ミサイルS-300システムを破壊するだろう」と強くけん制しました。

アルメニアのパシニャン首相は、「トルコは自国の軍幹部をナゴルノ・カラバフの紛争に参加させている」と主張し、「国際社会は、トルコがこの紛争から手を引くよう説得すべきだ」と強調しました。

トルコはこの数日、あらゆる力をもってアゼルバイジャンの味方をすると繰り返し表明しています。

アルメニア国防省はこれに先立ち、同国のSu-25戦闘機1機がトルコにより撃墜されたと主張していますが、トルコ政府はこれを否定しています。

アゼルバイジャン・アルメニア両国の今回の紛争は、27日日曜から始まりました。

 

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