ナゴルノ・カラバフ地域での軍事衝突 アゼルバイジャン側の死者数は16人
10月 01, 2020 20:02 Asia/Tokyo
アルメニアが実効支配するアゼルバイジャン領内の山岳地帯ナゴルノ・カラバフでの軍衝突によるアゼルバイジャン側の死者数は16人に達しています。
ファールス通信によりますと、アゼルバイジャンの検察事務所は1日木曜、先月27日から開始されたアゼルバイジャンとアルメニアの両国軍による軍事衝突で、これまでにアゼルバイジャン側から民間人16人が死亡、ほか55人が負傷している、と発表しました。
また、アルメニア側軍は、主にアゼルバイジャンの人口密度が高い地域を迫撃砲団で攻撃している、としています。
先月27日朝から、ナゴルノ・カラバフ地域でアゼルバイジャンとアルメニアの両国軍が軍事衝突し、これまでに双方から死傷者が出ています。
ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの対立は1988年に始まり、その後、軍事衝突に発展し、一部の国の干渉により再度激化しています。
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