10月 01, 2020 21:09 Asia/Tokyo
  • ナゴルノ・カラバフ紛争
    ナゴルノ・カラバフ紛争

日本の加藤官房長官が、アゼルバイジャン領内のアルメニアの実行支配地、ナゴルノ・カラバフ地域をめぐる、アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突で多数の人的被害が出ていることに「深刻な懸念」を表明しました。

加藤官房長官は1日木曜、記者会見で、ナゴルノ・カラバフ地域をめぐり大規模な紛争が起こり、多数の死者が出ていることについての日本政府としての受け止め方や、これまでの日本政府の対応について質問を受け、「我が国としては今般の軍事衝突、そして民間人を含む人的被害の発生に深刻な懸念を表明する」と述べています。

また、「すべての当事者に対して軍事行動の即時停止、最大限の自制及び対話の実施を求める」としたほか、「引き続き現地の状況を注視し、しっかりと現地情勢の情報収集に努めていきたい」と語りました。

先月27日朝から、ナゴルノ・カラバフ地域でアゼルバイジャンとアルメニアの両国軍が軍事衝突し、これまでに双方から死傷者が出ています。

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの対立は1988年に始まり、その後、軍事衝突に発展し、一部の国の干渉により再度激化しています。

 

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