10月 04, 2020 15:40 Asia/Tokyo

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの衝突が、早くも8日目に突入しました。

イルナー通信が4日日曜、報じたところによりますと、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフ地域での両軍の最近の衝突に関する双方の主張において、アゼルバイジャンのアリエフ大統領はツイッター上で、アゼルバイジャン軍によりマダギズ地区が掌握されたことを明らかにしています。

ナゴルノ・カラバフ地域北部のマダギズ地区は、戦略的に有利な高台にある住宅地で、この地域を掌握することで、現在アルメニア軍の管理下にあるアゼルバイジャンの一部の地域のルートを監視できることになります。

これに関して、ニュースサイト・ガフガーズハガーイェグは、SNS上に発表されたある動画を論拠とし、「ナゴルノ・カラバフ地域の中心都市ハンケンディのアルメニア市民の一部が、アゼルバイジャン軍の攻撃への恐れから自宅を退去して、アルメニアの首都エレバンに向かっている」と報じました。

先月27日(から)、アルメニアとアゼルバイジャンの国境付近で、両国の軍事衝突が再発しており、双方はその原因について互いに相手に非難の矛先を向けています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ