10月 05, 2020 21:21 Asia/Tokyo

ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの間の紛争は収束する気配がありません。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャン間の新たな衝突が続く中、5日月曜、同地域の中心都市ステパナケルト(アゼルバイジャン側の呼称はハンケンディ)の外で4回の爆発が報告されました。

ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの衝突から8日が経過した今も、交渉の開始や停戦の兆候は見られません。

ロシアが米仏と共同議長を務めるOSCE欧州安保協力機構ミンスクグループを初め国際社会は、紛争の当事者である両国に対し、対話と交渉を通じて紛争を解決するよう呼びかけています。

アルメニアは、OSCEと協力し、ナゴルノ・カラバフでの停戦を行う準備ができていると表明しています。その一方でアゼルバイジャンは、交渉の条件は、アルメニアがナゴルノ・カラバフから撤退すること、と表明しました。

先月27日未明、両国の国境でアルメニア軍とアゼルバイジャン軍による新たな衝突が発生し、民間人に多くの死傷者が出たと報告されました。両国は、相手側が攻撃をしかけたとして互いに相手を非難しています。

 

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