韓国の慰安婦団体が、ベルリン少女像の撤去を不当として国連に書簡
10月 11, 2020 21:22 Asia/Tokyo
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ベルリン少女像
韓国の慰安婦団体は、ドイツの首都ベルリンに設置された「平和の少女像」の撤去を指示したことに抗議し、国連特別報告者などに書簡を送りました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯（正義連）」は１１日日曜、ドイツの首都ベルリンの中心部にあるミッテ区が同区内に設置された慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を指示したことに抗議し、国連特別報告者などに書簡を送りました。
この少女像はベルリンの韓国関連市民団体のコリア協議会を中心とする日本軍慰安婦問題対策協議会が設置を推進し、正義連が製作を支援したもので、先月２５日に設置されました。しかし、日本政府が同少女像の撤去を要請した数日後に、ミッテ区はコリア協議会に文書を送り、今月１４日までに撤去するよう指示しました。
正義連は「ミッテ区の文書は旧日本軍の性奴隷制の問題を記憶するための努力を損ねるとともに、表現の自由を侵害した」と訴えた。また、ミッテ区が何の議論もせず、撤去を指示する文書を送ったことは不当な行政手続きだと指摘しました。
ミッテ区は文書で、「ミッテ区が韓国と日本の間で対立を招き、日本に反対する印象を与える。公共の場の道具化を拒否する」と説明しました。
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