11月 09, 2020 18:53 Asia/Tokyo
  • ナゴルノカラバフ・シューシャ
    ナゴルノカラバフ・シューシャ

ナゴルノ・カラバフ地域の街シューシャで、イスラム教徒の礼拝時刻を告げる合図・アザーンが28年ぶりに再び響くことになりました。

ニュースサイト「Qafqaz」によりますと、アゼルバイジャン共和国のアリエフ大統領は8日日曜、アルメニア軍の管理下にあったナゴルノ・カラバフ地域のアルメニア系キリスト教徒が多く住む街・シューシャの解放にちなみ、同地の人々へ発したメッセージにおいて、アゼルバイジャンの歴史に占めるこの街の特別な地位について言及し、「アルメニア軍は、我々の歴史遺産とモスクを破壊し、それらを蔑視した。しかし我々はシューシャに戻ってきた。すべてのモスクと歴史遺産を我々は修復していくだろう」と述べました。

続けて、「国連、非同盟運動、OICイスラム協力機構、欧州議会などのあらゆる国際機関が、ナゴルノ・カラバフ紛争に関して公正な条例や決議を発している。それらの中でナゴルノ・カラバフ地域は、アゼルバイジャンの領土に属する一地域として、公式に認められている」と指摘しました。

また、同地域で軍事衝突が続いていることに触れ、「アルメニア軍は、占領している全ての土地から出て行かなくてはならない」と強調しました。

ナゴルノ・カラバフ地域の第2の都市シューシャはこの数日間、アゼルバイジャン軍により包囲されていました。

 

 

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