パキスタンで、反フランス・デモが継続
11月 18, 2020 21:07 Asia/Tokyo
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パキスタンで、反フランス・デモが継続
パキスタンでは、フランスによるイスラムの預言者ムハンマドの神聖性の侮辱行為に対する抗議デモが継続されています。
IRIB通信が、パキスタン・イスラマバードから伝えたところによりますと、パキスタン東部パンジャーブ州ラホールでは、多数の市民が反仏スローガンを連呼し、「イスラム教徒は、フランスとの通商・貿易関係を断ち切り、フランス製品のボイコットを正式に表明すべきだ」と主張したということです。
パキスタン市民はまた、首都イスラマバードに隣接したラワルピンディでも抗議デモを実施し、フランスの風刺漫画新聞シャルリー・エブドによるイスラム教徒の神聖性への侮辱を非難しました。
抗議者らが、フランス大使をパキスタンから追放するよう政府に求める一方、パキスタン政府も抗議者を支持し、イスラマバード駐在のフランス大使の国外追放もありえる、としました。
マクロン・フランス大統領は最近、傍若無人な表明の中で、「フランスは今後も、イスラムの預言者を揶揄する風刺漫画の出版を止めない」と語っています。
この発言は、世界のイスラム教徒の怒りと反発を買った形となりました。
シャルリーエブドは最近、預言者ムハンマドを侮辱した内容の風刺漫画を再版しており、これは2015年以来2回目のことです。
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