中国が、内政干渉をやめるよう英国に警告
(last modified Tue, 29 Dec 2020 10:07:48 GMT )
12月 29, 2020 19:07 Asia/Tokyo
  • 英国のラーブ外相
    英国のラーブ外相

中国は、香港の公安囚12人の事件に関する英外相の主張を否定し、英国に中国への内政干渉を止めるよう求めました。

中国の国際ニュース放送チャンネルCGTNによりますと、中国は、英国のラーブ外相による、違法に国境を越えたとして起訴された香港居住者12人の事件についての発言を否定し、これを「現実の歪曲」としました。

英国のラーブ外相は28日月曜、声明の中で、12人の香港居住者への「秘密裏の裁判」に懸念を表明すると同時に、中国に対し公正かつ透明な裁判を求めました。

今年8月23日、中国の広東沿岸警備隊は、違法に国境を越えたとして、12人の香港住民を乗せたボートを拿捕しました。

中国は、この12人の香港住民の第1回公判は公開で行われ、数人の議員、ジャーナリスト、被告人の親族らが出席した、と発表しました。

また英国に対し国際的な規則、関係、法律に従って、中国の内政及び司法への干渉を直ちに終わらせるよう求めました。

これ以前には、香港に居住する12人の公安かく乱犯の釈放に対する米国の高官の干渉的立場が話題になりました。

 

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