米偵察機が早くも韓国上空を相次ぎ飛行、北朝鮮動向監視の可能性
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アメリカ軍の偵察機が、年明け早々から相次いで韓国首都圏の上空を飛行しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 04, 2021 20:33 Asia/Tokyo
  • 米偵察機
    米偵察機

アメリカ軍の偵察機が、年明け早々から相次いで韓国首都圏の上空を飛行しました。

韓国・ヨンハプ通信が、ソウルから報じたところによりますと、韓国軍関係者の話では、アメリカのこうした行動は北朝鮮の第8回朝鮮労働党大会や、軍事パレードの準備動向などの監視が狙いだとされています。

民間の航空追跡サイト「ノー・コールサイン」などによりますと、米空軍の偵察機RC135Wが4日月曜午前、先月29日以来6日ぶりに黄海からソウル郊外の仁川や城南などの上空を飛行したほか、偵察機E8Cも1日金曜午後から2日未明にかけ、仁川の上空から西部・泰安の方向に飛行した、ということです。

韓国軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長は今月4日、定例会見を行い、北朝鮮軍の動向について、「韓米の情報当局が緊密に連携し、閲兵式の準備動向を綿密に監視している」としながらも、「現在、北の軍は冬季訓練を実施している」と語りました。

ポンペオ米国務長官は、トランプ現米政権の任期満了まであと18日を残す中、北朝鮮に対する最大限の圧力行使を示唆しました。

ポンペオ長官は2日土曜、ツイッター上で「北朝鮮との和解はうまくいかず、米国は新たな課題、つまり最大の圧力行使を試す必要がある」と述べています。

北朝鮮と米国の首脳らは2018年、シンガポールにてアメリカの制裁の解除を引き換えとした、北朝鮮の核兵器廃棄合意というあいまいな協定に署名しましたが、これは現在まで実施されていません。

その後、トランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長はベトナムで再び会談しましたが、アメリカが北朝鮮に対する約束を果たさなかったため、この交渉も物別れに終わっています。

 

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