韓国外務省、「海保測量船への退去要求は正当な法執行」
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韓国外務省のチェ・ヨンサム報道官が、済州島の東南の海上で調査を行っていた日本の測量船に対し退去を求めたことについて、「正当な法執行」だったとする立場を明らかにしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 12, 2021 19:06 Asia/Tokyo
  • 韓国海洋警察
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韓国外務省のチェ・ヨンサム報道官が、済州島の東南の海上で調査を行っていた日本の測量船に対し退去を求めたことについて、「正当な法執行」だったとする立場を明らかにしました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、韓国海洋警察が今月11日、済州島の東南の海上で調査を行っていた日本の測量船に対し退去を求めたことについて、チェ・ヨンサム報道官は12日火曜の定例会見で、「関係機関によると、日本側船舶が調査活動を実施した位置はわが国の排他的経済水域(EEZ)内に該当する」とし、「正当な法執行」だったとする立場を明らかにしています。

さらに、「わが政府は国際法および関連法令にしたがってわが政府の管轄水域で正当な法執行活動を常時遂行している」との見解を強調しました。

韓国外務省当局者は日本政府が外交ルートを通じて抗議してきた事実を認め、「われわれは日本側にわが国の管轄水域で(海洋警察が)正当な活動をしていたという点を明らかにした。また事前の同意を得なかった日本側の海洋調査は即時中止しなければならないという要求を明確に伝えた」と子コメントしています。

日本の報道各社によりますと、11日未明に長崎県・五島列島の南西にある女島から西方約139キロメートルの海上で調査を行っていた海洋保安庁の測量船「昭洋」に対し、韓国海洋警察庁の船舶が無線で調査活動の中止を要求してきました。

これに対し、日本側は日本のEEZ内であるとし、韓国側の要求を現場で拒否し、韓国海洋上警察船と日本の測量船が一時にらみ合うという事態に発展しました。

 

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