ミャンマーで、軍事クーデター反対デモで新たに死者
ミャンマーで、新たに軍事クーデターに反対するデモへの参加者が撃たれ死亡しました。
フランス通信が6日土曜、医療当局者の話として報じたところによりますと、軍事クーデターへの抗議デモが続くミャンマー同国2の都市マンダレーで5日金曜、治安部隊を妨害するバリケード設置を手伝っていた男性(26)が首を撃たれて死亡したということです。
ミャンマー軍当局によるデモ弾圧がさらに激化し、50人以上の死者を出す事態となっている中、市民はこの日も各地で街頭に繰り出して、先月1日に起きたクーデターに抗議しました。
ミャンマー軍事政権はデモ弾圧に向けた情報統制のため、国内のインターネット遮断やSNS停止などの措置に踏み切っていますが、弾圧の様子は動画や生配信などで連日露呈しています。
5日には、ユーチューブは、ミャンマー国営テレビ「MRTV」と、国軍が運営する「ミャワディー・メディア」、「MWDバラエティ」、「MWDミャンマー」などについて、「コミュニティガイドラインや関連法規に従って、複数のチャンネルを停止し、複数のビデオを削除した」としており、国軍自らもネット遮断措置のしっぺい返しを受けた格好となっています。
また今回のユーチューブの措置に先立ち、フェイスブックはすでにミャンマー国軍が管理するページを全て凍結しています。
こうした状況を受け国連安保理は5日、深刻化するミャンマー情勢を協議する非公開会合を開催しており、クリスティーヌ・シュラネル・ブルゲナー国連事務総長特使(ミャンマー担当)は会合で、軍事政権に正統性を与えるような措置は一切取らないよう警告した。
また国連安保理に対し、ミャンマー国民の「必死の訴え」に耳を傾け、民政復帰に向けて迅速な行動を取るよう訴えました。
さらに、「ミャンマーに関しては、各国の団結がこれまで以上に必要だ」とし、「抑圧は終わらなければならない」と指摘するとともに、ミャンマーから国際的措置を求めるメッセージが1日約2000通届くことを明らかにし、「彼らが国連やその加盟国に抱く期待は薄れつつあり、私は(ミャンマーの)母親や学生、高齢者から直接、必死の訴えを聞いてきた」と強調しています。
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