スリランカ沖コンテナ船の火災が、13日目にようやく鎮火
6月 02, 2021 18:10 Asia/Tokyo
スリランカ沖で発生した、シンガポール船籍のコンテナ船「エクスプレス・パール」の火災が、出火後13日目にしてようやく鎮火しました。
フランス通信が2日水曜、報じたところによりますと、スリランカ海軍は今回の火災が出火後13日目となる1日火曜に鎮火した、と発表しています。
大量の化学物質やプラスチック、化粧品を積んだ同船の火災は先月20日、スリランカ最大都市コロンボへの入港直前に発生し、国際チームが13日間にわたって消火活動に当たっていました。
同船のコンテナから膨大な量のプラスチック粒が流出して浜辺を覆いつくしたことから、漁は禁止され、兵士数千人が出て回収作業を行うなど、今回の事故はスリランカ史上最悪の海洋環境災害となっています。
なお、スリランカ当局は先月31日、今回の火災と海洋汚染をめぐる刑事捜査を開始しました。
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