パキスタン北部でのバス爆発により、中国人含む10人が死亡
7月 14, 2021 20:08 Asia/Tokyo
パキスタン北部でのバス爆発により、中国人らを含む合計10人が死亡しました。
IRIB通信が14日水曜、報じたところによりますと、パキスタン北部カイバル・パクトゥンクワ州で同日バスが爆発し、中国人6人とパキスタン軍兵士2人を含む少なくとも10人が死亡しました。
この事件による死傷者の数は、さらに増えているということです。
当局者によりますと、このバスには30人以上の中国人技術者が乗っており、中国政府が進める巨大経済圏構想「一帯一路」の下で設置される水力発電所のダム建設現場に向かっていたとされています。
これまでに、この事件に関する犯行声明は出されていません。
なお、中国外務省の趙立堅報道官は定例会見で、この事件を非難し犠牲者に哀悼の意を示すとともに、パキスタンに中国人の安全を確保するよう要請したことを明らかにしました。
また「パキスタンに対し、真相を徹底的に究明し、犯人の責任を明らかにして厳罰に処するよう求めた」と述べています。
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