中国卓球協会長が、五輪のコロナ対策ルールに不満漏らす
7月 15, 2021 17:34 Asia/Tokyo
CTTA中国卓球協会の会長が14日、金メダル独占の再現を目指す東京五輪で適用される新型コロナウイルス感染拡大防止のルールについて、対応に苦しんでいると不満を漏らしました。
フランス通信によりますと、卓球が実施競技となって以降、中国は金メダル32個中28個を獲得して独壇場としてきましたが、今回の東京五輪に向けた準備過程では、トップ選手の不調をはじめ、新型ウイルス対策の新ルールなど、いくつかの課題に直面しています。
CTTAの劉国梁(リュウ・グォリャン)会長はCCTV中国中央テレビに対し、「手で卓球台を拭いたり、(ボールに)息を吹きかけたりできない感染対策ルールは予測していなかった」とした上で、「今回の五輪に向けた準備は極めて難しい」と話しました。
中国代表チームからコロナ対策に関連した不満が噴出したのは今週2度目になります。先日は、セーリング代表が一般客との接触を余儀なくされているとして、ホテルの感染対策が不十分だと指摘していました。
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