韓国軍の海外派遣部隊、隊員の8割超がコロナ感染
7月 19, 2021 20:17 Asia/Tokyo
アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾に派遣されている韓国海軍の駆逐艦「文武大王」で新型コロナウイルスの集団感染が発生した問題で、最終的に乗組員301人のうち82%の感染が確認されました。
韓国・聯合ニュースによりますと、韓国軍合同参謀本部によると、19日月曜午前8時の時点で、乗組員179人の陽性が新たに確認され、累計の陽性者は247人となりました。残り50人は陰性、4人は「判定不可能」でした。
同艦では15日に一部乗組員の感染が確認され、現地の保健当局に乗組員全員のPCR検査を依頼していました。乗組員でワクチン接種済みの人はいなかったということです。
軍は乗組員全員を帰国させる意向を固め、韓国空軍の空中給油輸送機KC330が2機、19日午後に順次現地へ到着する予定です。
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