北朝鮮外交官、「米は朝鮮半島問題継続の原因」
8月 15, 2021 17:08 Asia/Tokyo
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アメリカと韓国の国旗と軍
北朝鮮の外交官が、米軍による朝鮮半島駐留は地域の問題を継続させる原因になるとしました。
ファールス通信によりますと、北朝鮮の李竜男(リ・リョンナム)駐中国大使は、「先日始まった米韓合同軍事演習は、我が国に対する米国の敵対政策の表れである。米国はこの政策の対価を必ず払うことになるだろう」と述べました。
続けて、「この演習の開催時期により、米国が自国の軍を北朝鮮の制御・破壊のために用いる意図があることが示されている。米政府の行動は、北朝鮮国民の安全への脅威である」と指摘しました。
また、「今回の演習は、その規模や種類を除いても、戦闘、さらには核戦争の練習と言えるものである。米国の目的は、北朝鮮に対する先制攻撃実施に向けた自らの戦闘能力の向上にある」と強調しました。
そして、「米政府は、この演習開催に対する国内外の反対意見を無視し、自身が対話での問題解決の意図を持っていないばかりか、北朝鮮政府の力ずくの転覆を画策していることを証明しつつある」としました。
アメリカと韓国は、北朝鮮や中国の反対にもかかわらず、今月10日から合同軍事演習を開催しています。
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