米海軍、「原潜は南シナ海で未知の海山に衝突」
11月 02, 2021 19:30 Asia/Tokyo
米海軍は1日、同軍の原子力潜水艦が先月に南シナ海で潜航中に何らかの物体に衝突した事故について、衝突したのは未知の海山だったと発表しました。
フランス通信が2日火曜、報じたところによりますと、西太平洋を担当する米第7艦隊は調査の結果、攻撃型原子力潜水艦「コネティカット」が先月2日に南シナ海を航行中に衝突したのは、地図に載っていない未知の海山だったことを明らかにしています。
またCNNが米ワシントンから報じたところによりますと、当時は衝突した物体の正体はわかっておらず、この事故によりコネティカットは修理のために南シナ海からグアムへ向かうことを強いられたということです。
同海軍はまた、この衝突で多数の乗組員が負傷し、潜水艦の前部が損傷したことを明らかにしていました。
専門家の間では、南シナ海の環境は同艦の高度なセンサーにとっても難易度が高いとの指摘がなされています。
なお、今回の調査結果は「説明責任を含む事後措置が適切かを検討するため」同艦隊のカール・トーマス司令官に提出され、今後の対応については同司令官が判断することになっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ