米国防総省が、中国軍の優位性に恐怖感
11月 13, 2021 21:08 Asia/Tokyo
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中国軍
アメリカが軍事、人工知能、宇宙の分野における中国の優位性を懸念し、米国防総省は中国のこうした急速の台頭や優位性に衝撃を受け、恐怖感を抱いています。
米紙ワシントンタイムズは、国防総省の一部幹部の話として、「これまで、世界のいずれの国も中国のように恒常的に米国を上回り続けたことはなかった。冷戦の真っ只中にあったソビエト連邦でさえ、米国防総省や諜報関係のアナリストを驚かせなかった。しかし、中国は全くその逆で、米国とその同盟国との将来の紛争で彼らを驚かせるかもしれないという恐れがある」と報じています。
同紙はまた、「中国の極超音速ミサイル兵器、核兵器、海軍の巨大艦艇は、最近明らかにされたものもあり、そのためにアメリカは21世紀の自らのライバルを性格に捉えられなくなった」としました。
続けて、「中国の大規模な軍事投資、戦争用コンピュータープログラム、軍事ドローンといったすべての分野で、米国が中国と互角に競争できるかどうかは不明だ」としています。
そして、「昨年の中国の軍事予算は2450億ドル、つまり同国のGDPの約1.7%であり、米国の軍事予算はその約3倍だったが、米国は自らを世界中の軍事紛争に巻き込んでいる」と報じました。
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