中国が、イランに対する西側のダブルスタンダード行動を批判
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IAEA国際原子力機関に駐在する中国代表が、アメリカとイギリスのダブルスタンダード的な行動を批判し、「これらの国は、イランには濃縮度3.7%以上のウランを生産しないことを望みながら、自分たちが濃縮度90%のウラン数トンをオーストラリアへ供与するのはなぜなのか」と述べました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
11月 28, 2021 16:30 Asia/Tokyo
  • イラン国旗
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IAEA国際原子力機関に駐在する中国代表が、アメリカとイギリスのダブルスタンダード的な行動を批判し、「これらの国は、イランには濃縮度3.7%以上のウランを生産しないことを望みながら、自分たちが濃縮度90%のウラン数トンをオーストラリアへ供与するのはなぜなのか」と述べました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、中国代表のWang Qun氏は、これを西側のダブルスタンダード的行動の明白な例だとして、イラン核合意と同様に、アメリカ、イギリス、オーストラリアの3か国による新安保枠組み「オーカス(AUKUS)」に基づくオーストラリアへの原子力潜水艦技術移転も、国際社会が注目すべき重要な問題であるとしました。

続けて、「オーカスは深刻な核拡散の危険を生み出している。アメリカとイギリスはオーストラリアへの核技術移転によって、さらなに多くの国が核を獲得することを奨励している」と指摘しました。

これに対し、駐IAEAオーストラリア代表のRichard Sadleir氏は、この中国代表の発言を否定して、「この枠組みはIAEAの監視領域に含まれていない。わが国は、IAEAの求める全ての情報を同機関に提供するだろう」と主張しました。

一方、在ウィーン国際機関ロシア代表部のミハイル・ウリヤノフ常駐代表は、オーカス参加国が原子力潜水艦プロジェクトの実現を放棄することに期待していると述べ、オーカスに関するIAEA理事会の会期で「最終的には常識が勝ち、オーカスの参加国が18カ月にわたって追加調査を行った後、国際社会の意見を考慮し、原子力潜水艦プロジェクトの実現を停止する必要があるという結論に達することに期待している」と述べました。

ウリヤノフ氏はまた、IAEAのグロッシ事務局長がIAEAとオーカスの相互作用の展開について理事会に定期的に報告することが根本的に重要だとの考えを示しました。

オーカスをめぐっては、これ以前にも中国が、アメリカとイギリスがオーストラリアの原子力潜水艦製造を助けることに懸念を表明して、「これは明らかに核兵器拡散に向けた措置だ」と述べています。

軍事専門家によれば、アメリカは核兵器をオーストラリアに供与しないと主張しているものの、オーストラリア原子力潜水艦への核ミサイル装備は簡単にできるということです。

 

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