豪州が韓国と7億1700万ドルの軍事契約を締結
12月 13, 2021 20:04 Asia/Tokyo
オーストラリア政府が、同国軍用に自走砲30台と自走榴弾砲15台および兵器探知レーダーの生産で、韓国と7億1700万米ドルの軍事契約を締結しました。
オーストラリアのスコット・モリソン首相がサイトで発表したところによりますと、署名締結は13日月曜、オーストラリアの首都キャンベラを訪問中の韓国のムンジェイン大統領と同首相自身によって行われた、ということです。
今回の契約締結により、K9自走砲30両とK10弾薬運搬装甲車15両がオーストラリア陸軍に供給されることになります。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、これらの武器の開発を手掛けた韓国防衛産業大手ハンファディフェンスは今回の契約について、「米英豪など5カ国による機密情報共有の枠組み『ファイブ・アイズ』の加盟国にK9を輸出する初の事例であり、アジアの国がオーストラリアに主な兵器システムを輸出するのもこれが初めてである」と説明しています。
ハンファ社はオーストラリアで、すでに7ヶ国が輸入を行っているK9自走榴弾砲の組立を行うことになります
同兵器はトルコやポーランド、インド、ノルウェー、フィンランド、エストニアが輸入を行い、エジプトとの交渉も進んでいるとされています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ