カザフ重量挙げ選手6人がドーピング検査で陽性
4月 05, 2022 19:57 Asia/Tokyo
カザフスタンの重量挙げ選手のうち、世界チャンピオン2人、およびオリンピックメダル獲得者1人を含む6人が、ドーピング検査で陽性反応が出ています。
イルナー通信によりますと、今回のドーピング検査が陽性だった選手らには、東京五輪で銅メダルを獲得したイゴル・ソン選手と、昨年の世界ユース選手権や世界ジュニア選手権で優勝した選手2人が含まれています。
この問題に関してカザフスタンの重量挙げ連盟が発表した声明では、これらの選手が使用した禁止薬物の種類については言及されていません。
カザフスタンのスポーツ界ではドーピング違反が頻発しており、以前には北京、ロンドン、リオデジャネイロの各五輪で、ドーピング違反を理由に、一部のカザフスタンの重量挙げ選手らからメダルが剥奪されました。
この問題により、東京五輪への出場権を獲得できた同国の重量挙げ選手の数は、2人に限られていました。
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