May 10, 2022 19:40 Asia/Tokyo

フィリピンで9日月曜に大統領選の投開票が行われ、独裁体制を敷いた故マルコス元大統領の長男で、元上院議員のフェルディナンド・マルコス氏が地滑り的勝利を収める見通しとなっています。

CNN提携局CNNフィリピンが伝えた選挙管理委員会の非公式の集計によりますと、マルコス氏は約3000万票を獲得しました。

なお、マルコス氏に次いでレニ・ロブレド現副大統領の得票は約1400万票で2番手につけています。

公式の結果が確定するには数週間かかる見通しです。

マルコス氏は選挙戦で、雇用の創出や物価の引き下げ、農業やインフラへの投資拡大を訴えました。

専門家によりますと、マルコス氏は、政治論争につかれたフィリピンの人々にアピールし、普通の人々が恩恵を受けられていないと多くの人々が感じている経済の改革と進歩を約束しています。

マルコス氏の台頭は、数十年にわたるマルコス家の名前とイメージの再生に向けた取り組みの到達点となります。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

 

 

タグ