6月 30, 2024 12:18 Asia/Tokyo
  • 自宅の取り壊し迫られるパレスチナ人の悲劇
    自宅の取り壊し迫られるパレスチナ人の悲劇

シオニスト政権イスラエル当局が、占領下に置く聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにある住居を取り壊すよう、複数のパレスチナ人家族に迫りました。

【ParsToday西アジア】イスラエル政権当局は声明で、これらのパレスチナ人に対し、自分たちの住居を取り壊すように求め、実行しなければ当局がこれを取り壊した上で重い罰金を課すとしました。

イスラエル当局は、占領する聖地内での開発許可取得をパレスチナ人にとって困難なものとし、彼らの申請はほとんどすべてが拒否しているほか、何千戸ものパレスチナ人住居を無許可として取り壊すとしています。

パレスチナ情報筋によれば、1967年以降にイスラエル軍によって破壊されたパレスチナ人の家屋は聖地東部だけで5000戸以上におよび、 パレスチナの人々はこのイスラエルの行動を「シオニストによる脅迫・ユダヤ化政策の一環」と受け止めています。イスラエル政権エルサレム市当局はさらに、家屋を壊された人々から取り壊し費用を徴収することも行っています。

アメリカのトランプ前大統領が2017年12月6日に聖地を「イスラエル政権の首都」と認める発言をして以降、この街におけるパレスチナ人の住居の取り壊しや同政権占領地における入植地建設拡大が進んでいることは、忘れてはならない点です。

 


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