7月 01, 2024 17:30 Asia/Tokyo
  • イスラエル紙が、手遅れになる前の占領地からの脱出を暗に推奨
    イスラエル紙が、手遅れになる前の占領地からの脱出を暗に推奨

シオニスト政権イスラエルの新聞ハアレツが、パレスチナ・ガザにおける同政権の行動は惨憺たる失敗以外の何物でもないと指摘して、間接的に手遅れになる前に占領地から逃げるよう勧めました。

ParsTodayがハアレツ紙を引用して伝えたところによりますと、占領地から逃げ出そうと話す人々の声はこの数カ月間、各方面から聞こえています。

彼らは、自分たちの家に火が付きつつあり、屋根が落ちる倒壊する前にそこを離れ、手遅れになる前に、自分たちの子どもを救うべく占領地から逃げなければならないと考えています。

ハアレツ紙は、占領地の住民はおしなべて存亡の危機を感じているとしながら、この危機を阻止すべく過去9か月間にイスラエル政権がガザで行った軍事作戦により、無辜の民間人が大半を占めるパレスチナ人数万人が殺害されることになったと強調しました。

続けて、「イスラエル政権はその気ちがいじみた行動を続けており、一部では孔子が言ったとされる『復讐の旅に出るならば、墓穴を2つ掘っておくべし』という言葉通りになっている」としました。

そして、「イスラエル政権の軍事作戦は、イスラエル人捕虜を死の危険に追いやっているだけでなく、占領地全体を存亡の危機にさらしている。また、同政権の治安状況の悪化や、国際的な孤立、その受ける脅威の増大にもつながっている」と説明しました。

また、「イスラエル政権の攻撃により、数千人のパレスチナ人孤児が生まれたが、彼らは全員、同政権への復讐を求めるだろう」と指摘しました。

その上で、「イスラエル政権が求めている勝利は実現不可能である。地域図をざっと見ただけで、同政権の指導者たちが自分たちにとって悲痛で厳しく重大な敗北以外の図を描けないことがわかる」としました。

 


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