中国、「ＩＰＥＦは各国からの中国切り離しが目的」

中国外務省の報道官は２５日の定例会見で、米国が主導する新たな経済連携「ＩＰＥＦインド太平洋経済枠組み」について、各国を中国経済から切り離すことを目指しているが、多くの国がそれによる「大きな代償」を懸念していると語りました。

ロイター通信によりますと、中国外務省報道官は、ＩＰＥＦは米国の利益にかなうとともに、他国の排除を目指していると指摘しました。

日米豪印のクアッドに韓国、シンガポール、インドネシアなどを加えた１３カ国は２３日、ＩＰＥＦ立ち上げに向けた協議を開始すると発表しました。ＩＰＥＦは経済面、軍事面で力を増す中国への対応を念頭に置いています。

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