台湾上空で、中国軍機29機が力を顕示
(last modified Wed, 22 Jun 2022 10:12:49 GMT )
6月 22, 2022 19:12 Asia/Tokyo
  • 中国軍機
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台湾国防省が、中国軍機29機が台湾のADIZ防空識別圏に進入した、としました。

CNNが台湾国防省の発表として報じたところによりますと、21日火曜に進入したとされるこれらの29機は、中国人民解放軍の戦闘機、早期警戒管制機、電子戦機、対潜機、電子情報収集機、空中給油機などだということです。

今回は、台湾のADIZに入った中国軍機の数としては、今年3番目の規模だったとされています。

台湾のADIZには、先月も同じように30機が進入していました。

この事態を受け、台湾側は緊急発進(スクランブル)や無線による警告で対応し、ミサイル防衛システムを展開して監視にあたったということです。

中国は台湾を中国の一部とみなし、台湾に対するアメリカの挑発行為と武器の販売は中国の国家主権の侵害であり、「一つの中国」の方針に反すると見なしています。

中国はまた、西側に扇動されている台湾の独立派と激しく対抗しています。

中国は、東アジアの緊迫かを狙ったアメリカの敵対的な政策を非難し、米国に緊張扇動の停止を求めました。

中国は、台湾に関しては絶対に妥協せずいかなる挑発にも断固として対応する、と米国に繰り返し警告してきました。

米国政府は最近、数千億ドル規模の軍事予算案を可決しており、その大部分は、中国への対抗と台湾への支援に充てられています。

米国は中国に圧力をかけるためのカードとして台湾を利用しようとしていますが、中国当局はそうした脅迫にはひるまないと表明しました。

 


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