アフガン軍参謀長「領土では妥協せず」

アフガニスタン・タリバン暫定政権のファスフッディン・フィトラト軍参謀長は、トランプ米大統領が同国内にあるバグラム空軍基地の返還を求めたことについて、「領土をめぐる妥協は不可能だ」と述べました。

【ParsToday西アジア】フィトラト参謀長は21日の軍部隊との会合で、タリバン政権がアフガニスタン国内にあるバグラム米軍基地について米側と交渉しているという憶測について、「全くの誤りであり、アフガニスタンの一寸の土地も妥協することはない」と強調しました

フィトラト参謀長はまた、「我々は国民に対して、たとえ1インチの土地であっても交渉や取引の材料としないことを保証する」と述べました。

そして、アフガニスタンは今や外国の軍隊を必要としないとし、「外国軍力を使って支配していた者たちは臆病者であり、我々はどの国の強権的な支配者にも恐れを抱かない」「20年間のアメリカとの戦いを通じてそれを証明した」と語りました。

アフガニスタン・イスラム社会党のアタ・ムハンマド・ヌール首相も、自身のXで「我が国は外敵に対する抵抗と占領者に立ち向かうことで世界的に知られている。しかし、残念ながら、最近では一部の者たちが土地を売ることで競い合っている」と述べました。

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